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防犯カメラ

最近の防犯への関心の高まりの中で、防犯カメラの取り付けを検討する人も増えてきている。
今回の記事ではその防犯カメラについて紹介したいと思う。

昼夜を問わず来訪者や家の周りを徘徊している不審者をビデオ映像にとらえて残しておける防犯カメラ。
最近は店舗だけではなく駅や街角にも設置されているので馴染みが深くなってきた。家につけるのにも抵抗を感じない人が多いのだろう。

防犯カメラは犯罪抑止や証拠確保のために一役買ってくれる。
もし不審者やいたずらに困っているのであれば防犯カメラの設置は非常に効果的だろう。

赤外線照射カメラなら夜間でも人の姿をはっきりと移すことができる。

赤外線LEDは赤く光るタイプが一般的であるが、赤く光らない赤外線不可視型もある。精度や寿命も改善されているので最近販売されているものなら大抵はどれを選んでも問題はないだろう。
設置環境や導入する動機によっては赤外線なしのカメラと夜間用カメラを組み合わせて使用するのがいいだろう。
肝心なところがはっきりと映っていないのでは意味が無い。最初取り付ける段階で資材選定が重要になってくる。防犯業者ときちんと話し合って決めるようにして欲しい。
ホームセンターでもカメラは購入できるが、セキュリティ会社が提供しているような製品のほうが長持ちして性能が高いと言われている。

鍵屋として

鍵屋の仕事で毎日のように工具を使って鍵を開けている。
よく知人などに仕事の話をすると言われるのが「じゃあ、どこでもはいれるんだね」「この鍵も今開けられる?」というようなことである。

たしかに鍵師は鍵をあける技術と知識を持っているが、それだとどこへでも侵入できてしまう。
犯罪に技術や工具が使われないように、法律で業務以外での工具の所持が禁じられている。
入手や保管もすることができない。
違反したものに対しては一年以下の懲役または50万円以下の罰金が待っている。

鍵師が仕事で使うような特殊解錠工具は一般の国民が使用する必要があるとは思われないものである。
専門業務に使われる機会を除けば建物への侵入でしか使われることがないだろう。
そのように判断されるため、錠取扱業者やセキュリティ業者であっても持ち歩くことはできない。

鍵師であっても業務以外の休日に正当な動機なく所持していた場合は逮捕されてしまう。

また、ホームセンターで購入できるドライバーやバール、ドリルなども指定侵入工具と呼ばれ所持に制限がある。
日常生活で使用する場面があるものだが、移動や管理には注意しなくてはならないのだ。
夜間に車の検問の際に工事車両じゃない一般車両でこのような工具を車載していたら身元確認などを求められる可能性が高い。

 

ルーバー窓

ガラスの窓が泥棒に狙われやすいということはすでに述べたが、今回はルーバー窓の危険性について紹介したいと思う。
ルーバー窓というのは浴室やトイレ、勝手口などについているガラス窓である。
ガラスということで、こちらの窓も割られてしまう可能性が高い。時間をかけずに簡単に室内に侵入できてしまうので泥棒にとっては格好の狙い目なのである。

また、ルーバー窓の仕様によって変わるが、窓が一センチでも開いていればガラスを割ることなく外すこともできる。
このようにルーバー窓は抜け穴がたくさんある。
ルーバー窓にはかならず窓格子を取り付けるようにしよう。
しかし、サッシメーカーのルーバー窓用面格子も強度には劣る。破壊に対しては耐えられる強度があるとは言いがたい。

防犯的に自信がある強度の面格子を取り付けるようにしよう。

勝手口や浴室など、夏場は換気のためにこのようなちょっとした窓を開けている家庭も多い。
しかし、換気をした後は必ず窓を閉めるようにしよう。このような住宅のちょっとした隙をついて泥棒は侵入してくるのだ。

外出するときはもちろん、夜寝るときも家中の窓や出入口の施錠を確認するように。家に人がいても泥棒は忍び込んでくる。裏口や浴室、トイレの窓は狙われやすいので厳重に警戒をするように。

性能の高い鍵

鍵業界で性能の高い鍵として評判なのはカバスターネオやミワのU9などが挙げられるが、今回はその中でもロイヤルガーディアンEXを紹介しよう。
ロイヤルガーディアンは非常に防犯性の高い鍵である。高精度のディンプルキーであるが、予期せぬ不具合などもほとんどなく、破壊にも耐えられる鍵として評判である。ピッキングはもちろん、バンピングも防いでくれる。
まず空き巣などのような窃盗犯に開けられる鍵ではない。ロイヤルガーディアンのロゴを見ただけで逃げ出す空き巣もたくさんいるだろう。

プロの業者の間でもこの鍵は最強の鍵と呼ばれている。テレビ番組でも防犯のことを特集されると大抵ロイヤルガーディアンが紹介される。そのくらい性能の高い鍵なのである。

こちらの鍵を手に入れようと思ったら個人では購入することができない。特約代理店を通じて工事を依頼する必要がある。

これから新しい家に引っ越そうと思っている人、防犯対策を何かしておきたいと思っている人など、このロイヤルガーディアンのことを覚えておくといいかもしれない。

シリンダーとキーヘッドの色をカラーバリエーションの中から好みで選ぶことができる。
ドアの色やデザインに合わせてシリンダーの色を選べるので美観を損ねることもない。そんなことまでよく行き届いた鍵なのである。